きっと役立つ!テキストコミュニケーション術
在宅ワークはリモートでのやり取りのため、コミュニケーションはほぼテキスト(文章)です。
そのコミュニケーションがうまくいかないと、仕事が円滑に進まなかったり、相手に誤解を与えて嫌な気分にさせてしまうことだってあります。
そこで、私がこれまでの経験で学んだ、「テキストコミュニケーション術」についてお伝えします!
1.できるだけ「YES」か「NO」で回答できる文章にする
この文章を作るのってとても難しいのですが、これが出来ると社内外で非常に円滑に進みます!
例えば、よくあるのが、「〇〇のご依頼をいただきましたが、対応はどうすればいいでしょうか?」という書き方。
このように書くと、相手は困ることが多いです。どこから教えたらいいのか、どの部分が分かっていないのか、それを考えて、伝えて、そのやり取りが発生するとそれだけで非常に時間がかかります。
そこで、このような書き方をしてみます。
「〇〇のご依頼をいただきましたが、以前は△△のように対応いたしました。今回も同じ対応でよろしいでしょうか?」
「〇〇のご依頼をいただきましたが、△△の手順で対応いたします。相違がありましたらその旨お知らせください。」
この書き方だと、相手は「はい、そのようにお願いします」「△△の後に□□もしておいてください」という返答だけでよいですよね。
如何に先方に返答のための時間をとらせないか、非常に重要です!
2.適度に句読点や改行を入れる
「今回〇〇の件、私は△△だと思っていますがAさんは□□というご意見ででもそれだと××の懸念点があるかと思っていてやっぱり私は△△が一番いいんじゃないかと思いますがBさんはAさんと同じ□□というご意見ですがCさんはどうですか?」
自分がこのような文章をもらった時、どうでしょうか?
ぱっと見、何が重要でどんな回答を求められているか、よく分からないんじゃないでしょうか。
そこで、このように書いてみます。
「今回の〇〇の件についてです。
私の意見は△△です。
Aさん、Bさんのご意見は□□とのことです。
Aさん、Bさんのご意見だと、××の懸念点があると思っていますが、Cさんのご意見はいかがでしょうか?」
最初の文章と見比べてみると、誰がどんな意見で、何を求められているのかがすっきりまとまっていて、読みやすいですよね。
「相手に読みやすく、分かりやすく伝える」を意識することが大事です。
3.箇条書きをつかう
「〇〇の作業についてですが、まず手順①をやって、その後手順②ですが、この時は××という点に注意して確認して、その後手順③になるのですが、手順②のやり方が少し分かりづらいかもしれないので、不明な点があったらお知らせください。」
作業手順など、何か順番通りに進めたい時、相手からもらった文章がこれだったら、どう思いますか?作業を進めるにあたって、少し手順が見づらくないでしょうか?
そんな時は、箇条書きにすると、とても見やすく分かりやすくなりますよ♪
「〇〇の作業手順は下記のとおりです。
手順①
手順② ※××に注意!
手順③
手順②が少し分かりにくい点があるかもしれませんので、不明点があればお知らせください。」
このような書き方だと、相手にとって見やすく、どの点でどのような注意点があるかも分かりやすいと思います。
テキストだからこそ、相手への思いやりや、分かりやすく簡潔に伝えることが重要になってきます。
日頃のコミュニケーションにも活かしてみてください♪